我が青春の武者頑駄無…

はい、まず言っておきます。

この文章は読む人完璧に突き放してます。
ブラウザバックは今のうちだぞ!!


1.俺と武者頑駄無との出会い
あれは俺が3歳ぐらいの頃。
親父が一つの土産を買ってきました。
その名も、「BB戦士 ムシャサイコガンダム」
なぜBB戦士を唐突に買ってきたのか。そしてなぜサイコガンダムなのか。
今思うとかなりの謎が残っております。
そのサイコガンダムは、非常に悪役チックかつ力強いデザインとなっております。
まぁはっきり言って子供ウケするデザインじゃないような気がしますが。
俺はそのサイコガンダムを非常に気に入り、風呂に入るときも遊び倒してた記憶があります。
それからというもの、俺はBB戦士にハマりまくり、かなりのコレクションが生まれました。
隼頑駄無(はやぶさがんだむ)をなくした時は本気でかなりへこんだなぁ……。

家庭の事情で母親方に引越し、その時に集めてたBB戦士も全てなくなりました。
それでも俺は集めまくります。祖母や母親にねだりまくって集めました。
当時気に入っていたのは「白龍頑駄無(はくりゅうがんだむ)」
GP01Fbを中国風にしたものです。
Fbの特徴である背中のブースターポッドがそのまま剣の鞘になっており、胸にはガラス玉が付属していました。
ちなみに今でも好きな武者のひとつです。

その時にゲームボーイを買ってもらいました。
ソフトは「SD戦国伝 天下統一編」です。
このゲームについては後述します。

さらにまた引越しがあります。
母子寮に引っ越したわけなんですが、そこでは色々な遊びが流行る流行る。
ミニ四駆、ビーダマン、レゴブロック……
その中でもかなりの長期間流行ってたのがBB戦士なのですよ。
とにかく親との格闘が相次いで、買い物に行く度にねだってました。
当時好きだったのは「武神頑駄無(ぶじんがんだむ)」
Zを大陸風にデザインしたもので、後の精太頑駄無(ゼータガンダム)の父親という設定です。
かなり出来のいいキットだったような気がします。
それと「三代目頑駄無大将軍」
風林火山編の対象格で、俺が一番好きな大将軍であります。
武者頑駄無が出世した姿という設定。乗り物酔いは克服したのだろうか。

2.BB戦士の卒業……
中学に進学する頃。
俺はそのころはもうリアル派になっておりました。
BBには見向きもせずに、たまに買ってもらうガンプラを作りまくってました。
かつて集めに集めたコミックワールド(取説に描かれている漫画。ストーリー仕立てになってた。これ目当てで集めてい
た節があったとも言っても過言ではない)も捨ててしまいました。
今思うとなんとバカなことを……。

3.BB戦士熱の再燃
高校に進学し、部活に金欠とプラモを作る時間も金もなかった頃です。
そのとき何気なく寄った近所の古本屋。
そこに昔熱中していた「SD戦国伝」シリーズがあるではありませんか!
さらに弟が何故か「ムシャガンダムマークU」を購入。
その秀逸なデザインを眺めて、だんだん俺の中の武者頑駄無熱が再燃してきました。
そしてついに「龍頑駄無(りゅうがんだむ)」を購入。
νガンダム+龍といったデザインで、かなり出来の良かったキットです。
そこからというものの、ひたすら購入。
かつては見向きもしなかったサイコ系の武者や、敵方のキットにも魅力を感じていました。
それから就職のために兵庫に一人向かいます。
もちろん今まで集めていたBB戦士を持ってくることなど出来るはずがありません。
今では部屋の中にBB戦士の姿はありません。
ですが、近所の古本市場に懐かしの箱を見つけました。
また集めてみようかな……。

4.各シリーズについて
SD戦国伝は下記のようなシリーズ構成となっております。

武者7人衆編

風林火山編

天下統一編

地上最強編

伝説の大将軍編

7人の超将軍編

超機動大将軍編

クリスタルキラハガネ編(漢字失念)

トウ(刀×3)覇大将軍編

天聖七人衆編(だったかな?)

俺が好きなのは武者7人衆編→天下統一編。
このシリーズは完全な続き物となってます。

5.武者頑駄無関係のゲーム
ゲームボーイ「国盗り物語」
マップ上はシミュレーションで、戦闘になるとアクションになるタイプのSLGです。
基本は陣地を広げながら敵の城に攻め込む、といった感じです。
シリーズ中唯一闇軍団も操作できるのが個人的には嬉しかったですね。
水中での槍は強すぎ……。あっという間に体力が削られます。
そして、中立武将(もしくは敵武将)を引き抜いて仲間に出来るのです。
まぁ武者7人衆や殺駆三兄弟クラスになると「たわけが!」みたいなこと言われて戦闘に。
どうでもいい事ですが、引き抜きに失敗したときに「もうしわけ なかとです!」
城(回復拠点)を建てるときは「ちくじょうを はじめるばい」
……なんで博多弁(;´Д`)

ゲームボーイ「天下統一編」
基本的なシステムは国盗り物語を踏襲しています。
しかし、武将の引き抜きや築城、地雷を仕掛けるとかの要素が排除されました……。
それなりに遊べます。
ルールは先に大将を倒したほうの勝ち。
……ということはタイムアタックが可能というわけです。
ほとんどのマップは2〜3ターンかかってしまうので、全15マップ(?)をクリアするためには、
40ターンほどかかる計算になります。
もっとも、一部に異常に時間のかかるマップもあるので(黒魔神後編とか)、今のところ最速は
53ターンです。
なお、マップ開始前の一枚絵が結構いい出来なのは秘密です。
「月見が原」なんか大好きですよ。

ゲームボーイ「地上最強編」
システムは上記のものと同一。
これは全クリまで遊んでません……。
足の遅そうなイメージのある青龍(GP02)が意外と俊足だったぐらいかなぁ。

スーファミ「大将軍列伝」
完全にシミュレーションになっちゃいました。
リアルタイム制のシミュレーションで、必殺技を放ったりすると次への行動が遅れたり。
グラフィックはかなり綺麗です。武者の秀逸なデザインを堪能できますよ。
シナリオは「伝説の大将軍編」を網羅。
個人的には真駆参(マークスリー)がらみのイベントが好きですね。
他人を信頼することを知らない真駆参に結晶鳳凰があえて大将軍の力を与える訳です。
それで真駆参は改心するわけですが……。
それにしても真駆参大将軍カッコよすぎ。どうしてキットが出なかったんだろう。
そしてこのゲームで一番好印象なのは、何といっても過去の戦いが味わえること!!
タイムスリップという安易な手段なのですが、もう非常に燃え燃えな展開で。
特に4マップぐらい続く天下統一編は最高です!!!
そして全面クリアしたら特別シナリオがあって、今まで登場した武者を引き連れて闇軍団
の全てと雌雄を決するという最高に燃える展開に!!!!!
これはなかなか面白いですよ。中古屋に行けば結構あると思うので、オススメです。

個人的にはやっぱり鳳凰頑駄無が名言残しまくりですね。
特に未来から来た荒駆主(アレックス)とのやりとりはまさに名シーンですよ。
赤…鳳凰 緑…荒駆主
「これが予言にある「月が隠れるとき」なのか……?」
「そして、私は大将軍に……」

「待ってください!私には全て解った。私は未来からやって来たのです!」
「あなたはここで大将軍になり、黒魔神と戦い……」
「死ぬのです!!」

「…あなたの言うことは真実かもしれん」
「だが男には負けるとわかっていても戦わねばならないときがある。
私にとって、まさに今がその時だ」

「今こそ私は、大将軍となろう!」

やっぱり「キャラとしてのカッコよさ」は初代(鳳凰)が一番ですね。
造形は三代目や二代目ですけど。

なんかわけワカメな文章で申し訳ない……。

ちくじょうを はじめるばい